個人情報保護士会／個人情報保護対策支援［個人情報保護法対策FAQ］

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個人情報保護対策FAQ

個人情報保護法は日本の法律だから、外国人は対象ではありませんよね？

個人情報保護法が対象とするのは「生存する個人」に関するものであって、国籍には左右されません。

従業員名簿を社内で配ってもよいのでしょうか？

従業員名簿は業務を遂行する上で必要不可欠なものなので、安全管理をしっかりと行っていれば本人の同意なしで配布することは違反ではありません。しかし、名簿上に社員の自宅住所や電話番号，携帯番号，家族構成などの記載がある場合は、本人の同意が必要になります。

パート・アルバイト・派遣社員は個人情報保護法を意識する必要はありませんか？

パート・アルバイト・派遣社員であっても、一般社員と同様に個人情報保護法を遵守する必要があります。従業員の種別による例外はありません。

労働組合と会社は、別の個人情報取り扱い事業者となるのですか？

労働組合であっても、会社とは別組織である以上、別の個人情報取り扱い業者となります。同様に、厚生年金組合，健康保険組合なども別の個人情報取り扱い業者となります。

持っている個人情報はほとんどが従業員のものであっても、個人情報取り扱い事業者となるの？

従業員の情報（雇用管理情報）も個人情報ですので、従業員の情報も含め、過去6ヶ月に一度でも5000人より多い個人データを持ったことがある民間事業者は、個人情報取り扱い業者となります。

事後通知をすれば、目的外利用も可能ですか？

原則として事後通知はできません。目的外で個人情報を利用する場合は本人の同意をあらためて得る必要があります。本人の同意を得ずに利用目的が変更できるのは、電子メールで送っていた案内を郵便はがきに変更するなど相応の関連性がある場合ですが、これもできるだけ同意を得たほうが良いでしょう。