NTT西日本は、NTT西日本和歌山支店の法人顧客35団体の従業員情報1041件分の氏 名や住所、電話番号、性別などの顧客情報が、業務委託先である富士通ビジネスシ ステムよりインターネット上へ流出したと発表した。 富士通ビジネスシステム従業員の私用パソコンにインストールされていたファイ ル共有ソフト「Winny」を通じ3月23日に外部へ流出したという。 富士通ビジネスは平成13〜14年に各法人の社内通信システムの構築業務を受託し ており、当時は私用パソコンでの業務を認めていた。個人情報保護法施行などを契 機に禁止し、業務に関係する情報を削除して、ファイル交換ソフトを導入しないよ う指導していた。社員は「業務情報は削除したつもりだった」と話しているという。 富士通ビジネスシステムでは、3月25日に流出を確認。3月27日に事故の詳細には 言及しなかったものの、顧客情報の流出についてウェブサイト上で公表していた。
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