香川県の三豊総合病院において、患者の個人情報を含むUSBメモリが紛失したことがわかった。
2月25日、同院の医師が85名の患者の病名などの個人情報を発表資料作成のためUSBメモリに保存し、院外に持ち出した際に紛失したもの。同院では、患者情報についての院外持ち出しは禁止していた。紛失発覚後は、ただちに監督官庁及び警察へ届出を提出、該当医師については戒告処分とした。
再発防止策として、院内情報システムから個人情報が含まれるデータを抽出する際は、匿名化処理を施した後、パスワード付きの圧縮をし、データ抽出依頼をした職員以外は内容を容易に参照できないようにするとともに、個人情報に関する職員の意識改革に取り組み、個人情報保護の徹底に努めるという。
85名の患者に対しては、直接面談(場合によっては電話)にて、今回の報告及び謝罪を行った。なお、現時点では個人情報の不正使用は確認されていない。
個人情報の漏えいについて:三豊総合病院
http://www.pref.nagano.jp/kanko/kankoshin/headline/mailatukai.htm
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