一般財団法人個人情報保護士会では下記の通り2月26日(水)に「第5回講演会」を開催致します。 近年、急激に利用者数を増やしているツイッター、Facebook、LINEなどをはじめとしたソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用に潜む危険性の認識は、まだまだ広まっておりません。昨年も多くの企業でそれらSNSを原因とした機密情報の漏えい、炎上などによるブランドのイメージダウンなどが多数起きております。 個人情報保護士会では、SNSに潜むリスクを正確に認識し、使用する為の的確な知識や対策について、ソーシャルメディアポリシー、ソーシャルメディアガイドライン等の内容も踏まえ、ソーシャルメディアに造詣の深い先生を招いて理解を深めたいと思います。 なお、本講演会は希望者が多数見込まれるため、会員向けに限定した講演会とさせていただいております。この機会に会員の皆様は、万障お繰り合わせの上ご参加下さいますようお願い致します。 |
平成25年10月開催 第4回講演会 (於レインボービル) |
ソーシャルメディアリスクの現状と対策
塩原 将 (しおばら まさし)
<演者プロフィール>
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≪開催日≫ | |
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平成26年2月26日(水) | |
≪開催内容・時間≫ | |
受付 | 13:00〜 |
講演会 | 13:30〜15:30 |
AP渋谷道玄坂(渋東シネタワー11階)
≪住所≫
渋谷区道玄坂2丁目6番17号
≪アクセス≫
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン 渋谷駅ハチ公口より徒歩1分
東横線・田園都市線・銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅2番出口すぐ
井の頭線 渋谷駅徒歩1分
100名(定員となり次第締め切ります)
保護士会会員 | 一般 | |
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講演会 | 参加費:無料 | 会員限定となります |
<演題>
ソーシャルメディアリスクの現状と対策
<講演内容> 近年フェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)をはじめとするソーシャルメディア(SNS)は個人・法人を問わず、急激な勢いで利用者数を増やしています。 しかしこれらのサービスはその有用性ばかりが注目され、リスクに関しては注目されてきませんでした。 ある調査によると90%以上の企業においてSNSによって「機密情報漏えいを経験」していることが分かっています。 「従業員の投稿による新商品情報の漏えい」、「従業員の非倫理的な行動に関する投稿による企業ブランドの失墜」など例を挙げればきりがありません。 ソーシャルメディアを利用するに当たっては(従業員に利用させるには)そのリスクを正確に認識し、想定されるリスクに対して適切な施策を実施しなくてはなりません。 本講演ではこのような背景を受けて、「企業におけるSNSのリスク」、また「リスクを低減するための方法・施策」を他社の事例を交えながら紹介いたします。 |
リスク対策状況のチェックリスト 下のチェックリストは企業におけるソーシャルメディア利用リスク対策状況に関するチェックリストです。すべての項目をチェックできる企業は全体の5%にも達しないでしょう。 従業員のソーシャルメディア利用状況を把握できている 従業員のソーシャルメディア利用に関するリスクが把握できている ソーシャルメディアポリシーを定めている ソーシャルメディア利用ガイドラインを作成している リスク発生時の対応方法が定められている ソーシャルメディアリスク管理部門がある 従業員に対してソーシャルメディア利用に関する教育・研修を実施している ソーシャルメディア利用に関する誓約書を交わしている 従業員のソーシャルメディア利用をモニタリングしている 従業員のプライバシーを尊重した管理をしている 「ソーシャルメディアリスク対策の実務」(塩原将著より) |